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ヘタリアをこよなく愛する管理人の暴走部屋。
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ちゃんとお祝いでけたー!^^東西ドイツ再統一記念日おめでとう!


…とはいっても東ドイツの人たちにとって、再統一が必ずしもよいことではないので、どこまで祝っていいのか正直わかりませんが……。
おもっきしドイツ民主共和国の消滅日だしね。哀愁感じちゃうなぁ。
消滅を回避するための政策が国民を苦しめ、結局自らを葬るかたちになるなんて切なすぎるよ東ドイツ。
それはどうみても、過去にプロイセンがおかした過ちの繰り返しじゃないか。
たしかにドイツが二つに分断された状態がいいとは思えないし、冷戦の構造は万歳じゃないけど、東ドイツも全部が全部間違ってたわけじゃなくて、西ドイツやソ連、兄弟国たちより優れたところもあったし、ちゃんと自分の足で立って自分の力で生きていたと思えるから、完全に否定したくないというか、その消滅を残念に思う気持ちがあっても罰は当たらないだろうと思うんです。
だから、旧東ドイツの人たちの、昔に戻りたくなんてないけど、東ドイツ時代をどこか懐かしく思う気持ちってのは、なんだか理解できるような気がします。

つまり何が言いたいかというと、明るい未来を見据えて前を向いていくのもいいけれど、かつてその地にあった国のこと、その国の歴史や文化、そしてそこに生きた人々のことを忘れないでほしいということです。
たとえ直接の経験がなくたって、ずっと語り継いで守り続けて欲しい。
だって私たちはみんな等しく過去の延長上に生きているわけで、それらの過去があったからこそ今の私たちがあるはずです。
未来への展望だけじゃきっと道は見えてこない。過去の軌跡とつながってはじめて1本の道になる。
統一ドイツの行方もまた、過去の歴史の歩みを抜きにしては語れないはずなんです。
あくまでアジアの、あるいは東洋のプロイセン・ドイツと呼ばれる日本の一国民としてではあるけれど、私はこれからもドイツの歩みを見守り続けていきたいな。
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