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ヘタリアをこよなく愛する管理人の暴走部屋。
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レポート用の資料を探すべく大学図書館に行って5時間も過ごしてしまった…
気付いたら昼食も食べずにいろいろ読みふけっちゃってたよねw
あそこの図書庫はいけない。あんな楽園、一度足を踏み入れたら
ちょっとやそっとじゃ出てこれんくなって当然じゃないか。
必要な資料以外の本にも次々と手をのばしてしまって、
でもそのおかげでこれからどんな本を読んでいくかだいたいの
検討を今からつけておくことができたのでまぁよしとしよう。

そのなかで、基本的にヘタリアの二次創作以外の小説を読まない私ですが
東ドイツで生まれ育ち、シュタージの監視を受けながらもその意思を曲げず
東ドイツの新たな道を模索した作家クリスタ・ヴォルフの作品に挑戦しました。
なんというか、読んでいてすっきりしない、よくわからないところも多かったけれど
それもそうだろう、だって常に彼女は監視されていて、
自身の信条や意志を明瞭なかたちで示すことが難しい時期だったのだから。
それでも最後まで読み終わって、なにか残るものがあったのを感じました。
「残るものは何か?」最後まではっきりとは示されなかったそれが
もやもやとしたかたちのまま読者の中にも残るようになっていたのかもしれない。

私にははっきり言って文学的なセンスとかそういったものがないから
素晴らしい作品を前にしても、得られるものが人より少ないような気はしてる。
それでも作者は作品に自身の世界(作者が生きる現実の世界)を盛りこんでくるし、
読者はそれといやがおうにも真正面から向き合わなくてはならない。
そういった過程の中で、どんなにセンスのない読者でも必ず感じ入るものはある。
私もこれからはそういうものを得ていけるようにならないといけないのかもしれない…
 

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